小学校の思い出
今では連絡の術さえ失ってしまった小学校時代の友人達の思い出は、断片的にしか憶えていない。5年、6年と受け持っていただいた先生が新任で、そして僕たちが初めての卒業生だった。教育熱心で放課後残って、よく生徒の質問や疑問に応えて頂きました。
ある日、いつものように放課後、その先生の周りに数人が集まりクラスメイトの話題になった。「先生の小学校の友達と今でもお付き合いはしていますか?」とか「卒業しても、毎年同窓会しましょう。」などの話題になった。事実、卒業してからも毎年のようにこのクラスの同窓会が開かれ、少なくとも私が京都へ引越をするまで続いていたと思う。引っ越しをしてからは、大学の友人との付き合いが大半を占めて小学校の友人の事もあまり思い出す事も無くなってしまった。
あの時、引っ越し先の住所を伝えておけばよかったとか、今になってそう思う時がある。当時は、引っ越しをしても京都から大阪だからいつでも行けると考えていたが、年月が経つに連れ街も変わり人も変わり行きずらい気持ちが勝るようになっていった。気がつけば、京都へ来て44年の歳月が過ぎて行った事になる。
あの日のクラスメイトの話には続きがあり、親友のY君がみんなの前で「クラスメイトって、たばこの煙みたいやね」。みんなが「なんで?」と言うと、彼は「たばこの煙は最初は身体の周りにまとわりついて、いつまでも有るように思えるけどいつのまにかみえなくなてしまう(居なくなってしまう)やろ。」と言ったのだ。小学6年のY君がなぜそんな事を言ったのか、不思議に思っていた。しかし、今になっては「なるほど」と感心させられる。
そこだけは、今でも鮮明に覚えてる記憶の断片の一つだ。
小学校の4年生ぐらいだったと思う。友達に流行歌手のものまでが上手なSくんがいて、ある時坂本九の「素敵なタイミング」をうたってくれた。歌い方は勿論表情まで似ていたので、未だに記憶から離れない。
当時にこの「ローハイド」だけは、夜の10時からの放送だったが観るのを許された大人のテレビ番組だった。youTubeにこんなにきれい状態でアップされていた事に感謝。






