参議院選まであと3日
参議院選まであと三日、日本が変わるとは思わないと頭の中では半分は諦めている。国政選挙に参加して50年になるが、選挙結果において何回か期待した事もあった。しかし、何時の間にかいつものレールに引き戻されている。メディアは早くから与党の圧勝を喧伝しているが、今回の参院選には大きな意味がある。憲法改正が俎上に載っているからだ。与党自民党が衆参両院で過半数確保すれば、この先の3年間は与党の思いのままに政策を決められる。念願の憲法改正案は早くから公表されていた。そこには基本的人権は削除され、国に対する奉仕義務が課せられている。天皇の地位が元首となり、大日本帝国憲法に近いものになる。明治維新も国民の意思に関係なく国家が成立したが、第二次世界大戦後も国民の意思で民主主義国家が成立したわけでは無い。日本国憲法も国民が立ち上がって、人権や平等・平和を勝ち取った経緯は何処にも無い。戦争に敗れて、戦勝国が以降外国に対する脅威を取り除く為に作らせたのが今の日本国憲法。国民にとって優れた憲法だが、未だかつて正しく行使される事はなかった。もしこの憲法を正しく守り、内容に沿った政治をしていれば、日本は世界一の幸福を実感できる国になった筈だ。
明治維新から77年目に元首による専制政治から、図らずも民主主義国家に成った。あれから77年が経って、もう一度、大日本帝国憲法が作られようとしている。かつてナチスドイツによってワイマール憲法が骨抜きにされた同じ手法で、緊急事態条項を今の憲法に書く加えるだけで、主権は国民のものでは無くなってしまうのだ。







